となりの黒い幽霊団さん 2

こんばんは。
今回は、となりの黒い幽霊さんの
続きを書きたいと思います。
最後までどうぞ

第3話 子供食堂

 今日は毎月恒例の芋煮会(いつからだ?)
 スカール様がサイボーグマン達を激励しながら準備に勤しんでいた。
「スカール様。芋煮会の準備が整いました。」
「よし。準備が出来終わった者たちから先に食べだしていいぞ。」
 と言ってる時に一人のサイボーグマンがおずおずと話掛けてきた。
「あのう。スカール様。ちょっとよろしいですか?」
「どうした?」
 と言った先に幼い兄弟が指を咥えてこちらを眺めていた。スカールはそちらの方に歩いて行った。それを見ていた他のサイボーグマン達はこの子達の運命が悪い方に進むと誰もが思っていた。
 しかし、
「どうした?坊や達」
 という言葉にびっくり仰天。さらに
「僕たち、何も食べれてないの」
「可哀そうに。ご飯食べれてないのか。よし。親御さん達もここにつれておいで」
「えっ。いいの?」
「子供は国の宝というからな」
 大喜びで立ち去る子供たちを見送りながら、
「これからこの芋煮会の会場を子供食堂とする!」
 一瞬呆けるサイボーグマン達。
「聞こえなかったのか。子供食堂を準備に取り掛かれ!」
「了解!」と言いながら消えるサイボーグマン達

 その30分後、無事に子供食堂の体裁を整え、数家族を迎え入れ、芋煮が振舞われた。
 帰り際、その家族達に寸胴鍋いっぱいの芋煮がお土産として持たされたとさ。
 めでたしめでたし。

第4話 009、くすぐりの刑に処す

スカール様は部下を集め、
「00ナンバーサイボーグを何とかしてぎゃふんと言わせる方はないのか」
 と部下のサイボーグマン達に聞いたところ
「とりあえず、00ナンバーサイボーグのリーダーである009を捕まえくすぐり倒すのはどうでしょうか」
「009を捕まえて、くすぐり倒すとな。うむ、いい案だ。準備はじめ」
「了解」
 と言って一瞬で消えるサイボーグマン達
 
 ーー数時間後、ある基地に手錠に繋がれた009が連れてこられて来た。
「いいざまだな?009」
「僕をこんな所に連れてきてどういうつもりだ!」
 とスカールを睨み付ける。スカールはその言葉を無視し、
「さて、では始めるとしようか」
 と後ろに控える数人のサイボーグマン達に合図を送った。合図を送られたサイボーグマン達は一斉に009に飛び掛かり、くすぐり始めた。009は息も絶え絶えにやっとのことで
「やめろ」
 という言葉を何とか言うことができた。暫くして、別のサイボーグマンがやってきて、
「00ナンバーサイボーグがやってきました」
という報告を聞くとスカールは、
「やっときたか、思ったより遅かったな。よし、009の手錠を放せ」
 と傍らにいるサイボーグマンに指示を出した。指示を出されたサイボーグマンは009の手錠を放しそっと地面に降ろした。そして、
「腹減ったろ。食え」
 と渡されたどんぶりに入った一杯の芋煮。持ったまま固まっている009に対して
「毒は入ってないぞ」とスカールは言いながら
「全員、撤収」
「了解」
 と一瞬で基地がもぬけの殻になった入れ違いに002がやってきて
 
「009無事…か。」
 と言った視線の先にはどんぶりに入った芋煮をもって呆然と座り込んでいる姿であった。
「なにやんてんだ」
 という質問に対し
「ほぇ」と間の抜けた返事をした009。
「基地爆破しておくか。めぼしいもの。何もないけどな」
「とりあえず、しておくか」

 ドルフィン号に戻り、基地を爆破させた。ただ、006が知らないうちにドルフィン号のキッチンのコンロの上に寸胴鍋一杯の芋煮が鎮座していたそうな。
 めでたしめでたし。

あとがき

何か悪の組織か善の組織か解らなくなってきました。
人の中を身を置きながら、
時々悪さをする集団を目指しています。
こんなの黒い幽霊団じゃないと思う人もいるかと思いますが
最後までお付き合い下さい。

お世話になっているブログ友

Soliloque de l'etoile  ~星の独り言~ mickyさん(アメブロ)

石ノ森同盟☆ライダー&009 櫻井☆智琉(さとる)さん(アメブロ)

 583 total views,  4 views today

コメント

タイトルとURLをコピーしました