MFコミックスサイボーグ009第32巻補完小説付解説(ネタバレあり)

サイボーグ009

こんにちは。
今回は
MFコミックスサイボーグ009第32話
の解説をしたいと思います。

初心者向けに書かれていますが、
もちろんそれ以外の人にもOKのように書いてあります。

 ネタバレ含む部分は+部分を
クリックしてご覧になって下さい。 

それでは始めたいと思います。
最後までお付き合い下さい。

書籍情報

MFコミックス
サイボーグ009 第32巻

出版社 メディアファクトリー
(角川書店)
本の長さ 158ページ
発売日 2002年12月21日
定価 410円(本体390円+税)
(参考の為)

収録作品(目次)

 見えない糸編
 
 山手線梅雨風景編
 
 星祭りの夜編
 
 幻の蝶編
 
 イルカと少年編
 
 変身編

ゲストキャラ

見えない糸編
ピノキオ 海岸であった少年

星祭りの夜編
幼い少女

幻の蝶編
崎川涼 ジェットと仲良くなった。

イルカと少年編
信次 ジョー達が泊っている民宿の子
トンガリ 信次と仲の良いイルカ

変身編
尾形梨江子 

あらすじ

見えない糸編
 人工臓器学会に出席する為に、海外に行っていたギルモア博士は帰宅すると研究所内は誰もいなかった。散歩するために海岸を歩いていたギルモア博士はピノキオと名乗る少年に会い、流木で自分の彼女を作って欲しいと頼まれる。
 流木で彫りながらギルモア博士は、改造した00ナンバーサイボーグの事を考えていた。そして朝になり、ピノキオに会う為に海岸を歩いているとそこには少年の姿は見えず代わりに操り人形だけがそこにあった。
 少女の人形を操り人形と一緒に置き、いずれ自分も00ナンバーサイボーグ全員がいなくなり自分ひとりになるのだと思い、言いようのない不安に押しつぶされそうになった時、ギルモア博士を呼ぶ声がして、ジョー達が戻って来た事に安堵した。
 
山手線梅雨風景編
 ジョーはムシャクシャして家を飛び出してしまっていた。しかし、周りの風景を見た途端に後悔した。
 老人に暴力を振るおうとする若者を殴ってしまったジョーはハッとなり、自分も周りと同じだったと思うようになった。
 
星祭りの夜編
 ジョーはただ一人貴生川の里に来ていた。そこで川に笹を浮かべている一人の少女と出会う。
 その晩太陽が消滅し二人の恋人達が別れ別れになるという夢を見た。
 研究所に帰って、それと同じことが現実的に起きた事に吃驚した。そしてどうして自分だけがそれと同じ夢を見るかのかと訝しげると、フランソワーズが眠ってしまったイワンを抱きながら、母親に会いたがっていたから、時間の旅そして精神の旅をさせたとイワンが話したという。里であった少女は自分の母の幼い頃の姿だということが解った。
 
幻の蝶編
 ジェットは遊びに行った大雪山高原で崎川涼という名の少年と仲良くなり、泊っている家の蝶のコレクションを見せた。その中に幻の蝶といわれるアカボシウスバシロチョウというのがあった。
 次の日に涼はもう一度見せてもらいに訪れたが誰もいなかったので、魔が差して咄嗟にポケットの中に入れてしまうが蝶自身ぼろぼろになって崩れてしまっていた。その為親に見つけるまで帰ってくるなと言われ、探しているうちに眠ってしまい、こっそり捕るところ盗み見していたジェットは不憫に思いシベリアまで蝶を取りに行き、涼の虫取り網に入れてあげたのであった。
 
イルカと少年編
 長崎県の五島列島に行ったジョー達は来ていた。そこで民宿を営んでいる家の息子(信次)とフランソワーズと仲良くなった。
 村民たちによるイルカ生け捕り作戦があり、そこには信次と仲の良いイルカ(トンガリ)がいたので出してあげたが、代わりに信次が罰として閉じ込められた。
 事情のしったフランソワーズは信次を出してあげてトンガリに会いに行った。001がトンガリの脳に刺激を与え、イルカがマグロを追い込んでくれるようになった。将来的に信次はイルカのことをもっと勉強して橋渡しができるようになるということであった。
 
変身編
 007は演劇を見に行って、隣にかって好きだった人に似た女性(尾形梨江子)がいたので話しかけたが逃げてしまった。
 変身能力を使って北斗正直と名乗り雨の中を歩いている女性に話かける。
 006に何度も止めるように言われたが、恋心は本物だと反論する。
 梨江子が倒れ、007の前で眠るように息を引き取っていった。007はもうこういった事には変身能力はもう使わないと固く心に決めたのであった。

補完小説

 儂が会議から帰ってくると研究所は誰もおらんかったから、浜辺を散歩しとったんじゃ。するとピノキオと名乗る不思議な少年に会ったんじゃ。
 その子は面白い事を言う少年でな、流木で彼女を作ってくれと儂に頼んできた。
 儂はその子の為に研究所に持ち替えって、早速作ったんじゃ。その最中、儂の可愛い子達が目に浮かんでしまってのう…。あの子たちになんて事をしてしまったんじゃと思ってしまったわい。してしまったものは仕方ないと思うんじゃが…。
 
 おっと、いつの間にかウトウトしてしまったらしい…。作った木彫りの人形を持って早速、ピノキオと名乗る少年の持っていくと、操り人形が落ちていた。まさかとは思ったじゃがのう。儂が作った人形も一緒に置いたんじゃよ。その時言いようのない寂しさが浮かんでしまったんじゃ。いずれ、あの子たちはわしの元を去ってしまう。その時儂は独りぼっち、どうしたらいいんじゃ、とな。その時、あの子たちが戻ってきてくれた。儂はまだ一人じゃない。良かったと安堵したものじゃ。

 僕は雨が降り続けるから、むしゃくしゃして研究所を飛び出してしまった。そうすると気が晴れるかなと思ったんだけど。そうじゃなかった。余計どんよりとした気持ちになってしまったよ。
 だって、誰もが自分の事しか考えてないのだもの…。
 誰もが優しくなれる世界ってないのかな。

 僕は滋賀県の貴生川の里にただ一人訪れていた。
 そこで、一人の少女に出会った。
 その少女に出会った瞬間、何か言いようがない気持ちになったんだ。初めて会った筈なのに懐かしいような気持ちになって、自然と涙が出てきてしまった‥‥。一体どうして?
 また、僕は不思議な夢を見た。遠い宇宙の夢…。
 
 研究所に帰り、フランソワーズがイワンが言った事を僕に教えてくれた。
 精神の旅、タイムトラベルをしてくれたと…。
 あの子は僕の母の小さな頃の姿だったんだ。だから、懐かしい気持ちになって涙がでてきたんだ。
(やっと会えたね。お母さん)
 僕はそういう気持ちになった。
 
 夢の中の話も実際に遠い宇宙で会った話には吃驚したよ。
 本当に不思議な事ってあるんだね…。

 俺は北海道で一人の少年に会うが、そこで厄介になっている人の集めている蝶の標本をみせたんだ。彼はそれに熱心に見入っていた。
 
 彼、僕らが留守中に家に入ってウスバシロチョウの標本を持って帰ってしまったらしい…。らしいというのは、彼が一生懸命探してい姿を見たからだ。
 彼可哀そうに途中で眠ってしまっていた。
 俺は不憫に思い、シベリアまで取りに行き、こっそり彼の網の中に入れてあげた。目を覚ましたら吃驚するだろうな。

 あたしは、旅行に行った先で民宿の子と仲良くなったわ。
 あの子はイルカを逃がした事で咎められて家中に閉じ込められてしまった。
 でも、あたしは意味もなくあの子が悪いことをするような子じゃないってわかってるわ。
 イルカの為にしたことなのね。
 001が力を出してイルカたちが魚を港に追い込むようにしてくれた。
 イルカと人間が仲良く暮らせる日が来るといいわね。

 俺は、シェイクスピア劇に見に行った時に隣に座っていた女性に目が行ってしまった。
 彼女は昔好きだった女性にそっくりだったのだ。最初、話掛けた時はに逃げられてしまったので、変身して話かけたら今度は大丈夫だった。
 俺たちの交際が始まった。けど、この時間が長く続くといいと思った。しかし、その日は唐突に終わりを告げた。
 
 彼女は不治の病に侵されていた。俺が病院に着いた時は死ぬ寸前だった。
 
 彼女は死んでしまった。もう俺はこういう時には変身能力を使わないぞ。と固く心に刻んだよ。

さいごに

以上です。
ここまでお読み頂き有難うございました。
ではまた。

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